アガベ・ポタトルム(雷神)
Agave potatorum
別名・異名:Agave verschaffeltii、 Butterfly agave、 雷神
メキシコの半乾燥地帯に自生する、ロゼット状の多肉植物。青みがかった灰緑色の肉厚な葉と、縁に並ぶ赤褐色の棘が美しい対称的な姿を作る。
- 成長は遅く、数年かけてじっくりとロゼットを形成する。
- 葉の縁には波打つような鋸歯があり、先端には鋭い棘がある。
- メキシコでは伝統的な蒸留酒メスカルの原料としても知られる。
自生地
メキシコ中南部の標高1200〜2250mの半乾燥した山岳地帯。昼夜の寒暖差が激しく、水はけの良い岩肌や痩せた土壌に自生する。
原産地と生育
原産地:メキシコ (プエブラ州・オアハカ州)
春から秋にかけて成長し、乾燥した環境を好む。数十年に一度だけ長い花茎を伸ばして開花し、その後親株は枯死する。
育て方の目安
- 置き場所
- 年間を通して日当たりと風通しの良い場所で管理する。真夏の直射日光は葉焼けを防ぐため適度に遮光し、雨ざらしは避ける。
- 水やり
- 生育期の春から秋は土が完全に乾いてからたっぷりと与える。休眠期の冬は断水気味に管理し、月に1回程度軽く湿らせる程度にする。
- 冬越し
- 寒さには比較的強いが、霜や凍結を避けるため、気温が5℃を下回る前に室内の明るい場所へ取り込む。
見分け方
- アガベ・イシスメンシス(雷帝):ポタトルムよりも小型で葉が短く、よりコンパクトなロゼットを形成する。
同じなかまの植物
- アガベ・チタノタ Agave titanota
- アガベ・オテロイ Agave oteroi
- アガベ・ビクトリアエ・レギナエ(笹の雪) Agave victoriae-reginae
- アガベ・アルボピローサ Agave albopilosa
近くに自生する植物
- アガベ・チタノタ「シーザー」 Agave titanota 'Caesar'
- アガベ・マクロアカンサ(八荒殿) Agave macroacantha
- アガベ・チタノタ「FO-076」(オテロイ) Agave oteroi
- アガベ・ホリダ(不動剣) Agave horrida